宮田玲さんが2016年度東京大学総長賞(学業部門)を受賞しました。受賞のテーマは「文書の多言語展開のためのオーサリング支援に関する研究」です。この研究は、技術・応用研究として機械翻訳系の学会で評価され、また産業界からも注目されているものですが、同時に、人間が言語を介して相互に理解するにあたりいわゆる言語学や言語処理が扱う辞書と文法規則に加え、書かれた言語表現とそのパッケージ化、その蓄積がどのような役割を担っているか、それに関する理論的な考察の上になされたものです。
浅石卓真氏が2016年度日本図書館情報学会論文賞を受賞しました
本研究室出身の浅石卓真氏(現愛知淑徳大学人間情報学部)が、2016年度日本図書館情報学会論文賞を受賞しました。論文タイトルは、「高校理科教科書における知識の形成過程:テキストにおける語彙ネットワークの成長過程の分析」です。
セシル・パリス先生がオーストラリア技術科学工学アカデミーのフェローに選出されました
2014年度本研究室の客員として滞在し、その後も研究交流を続けている豪CSIRO研究所のセシル・パリス先生が豪技術科学工学アカデミーのフェローに選出されました。
豪技術科学工学アカデミーはオーストラリアの4アカデミーの一つ(他の3つは科学アカデミー、人文学アカデミー、社会科学アカデミー)です。科学の応用・技術・工学分野で顕著な業績を挙げた研究者の他、研究の実用化に大きく貢献した人たちがフェローに選出されます。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
https://www.atse.org.au/content/publications/media-releases/2016/atse-names-25-new-fellows.aspx