過去の在籍者と研究テーマ

過去の在籍者一覧

並びは順不同で、このリストに載っていない方もいます。

Cecile Paris 客員研究員  Text generation and authoring
金 昭英  調べ学習における学校図書館の役割
鈴木 崇史  計量テキスト分析
今井 福司 日本占領期におけるアメリカ学校図書館の導入
Mohammad Daoud  Collaborative construction of multilingual lexicon
宮原 志津子  主に東南アジアの図書館状況
桂 まに子
Youcef Bay  Online collaborative translation-aid platform
河村 俊太郎 知識の基盤としての東京帝国大学図書館システム
松田 ユリ子
崔 英姫
松田 めぐみ  司書教諭と学校司書による教員への支援の実体
足立 諒子  情報探索行動の「終わり」という概念の検討
茅野 良太  学習を可能にするメディアの編成を記述する試み
小守 美和  千葉県公立高等学校における学校図書館の役割
佐藤 優  公共図書館におけるビジネス支援サービス
村山 遼  英日翻訳におけるぎこちない表現を検出するシステムの構築
浅石 卓真  教科書における知識の組織化とその展開の分析
徐 有珍  日野市立図書館市政図書室における地方行政資料サービス
立谷 衣都子  日本の刑務所図書館史
田中 宏樹  指定管理者制度と公立図書館
李 琳  中国蔵書文化における私家蔵書楼と近代図書館
松原 貴幸  統制理論枠組みから見た日本図書館協会教育部会
高浪 雅洋 学校教育における探究学習の教育的意義と学校図書館を活用したその展開
井田 浩之 情報リテラシー教育のカリキュラム統合モデルの検討
宮田 玲 機械翻訳を活用した多言語文書展開を支援する枠組みとシステム環境の研究
岩井 美樹(情報学環)
宮本 愛 女性の図書館利用と婦人閲覧室:戦前期日本における公共図書館を中心に

研究テーマ概要

高浪 雅洋 (TAKANAMI, Masahiro)

テーマ

学校教育における探究学習の教育的意義と学校図書館を活用したその展開

概要

近年、探究型の学習は注目を浴びていますが、習得型の学習に比して授業の場である教室にとどまらない、さまざまな学習基盤が探究学習の成功に関与してきていると言えます。中でも図書館は極めて重要な役割を担うものですが、実際には、図書館を上手く活用した探究学習を展開することができるかどうかは、各学校や教員に依存しており、共通の参照枠が存在しないのが現状です。こうした背景を踏まえ、探究学習の在り方を理論的に整理するとともに、先進的な実践事例におけるフィールドワークを通して、修士課程では特に高等学校における探究学習の概念とその教育的意義について考察してきました。今後は、小学校・中学校に研究対象を拡げるとともに、探究学習における学校図書館の活用についてさらに深く検討していきたいと考えています。

井田 浩之 (IDA, Hiroyuki)

テーマ

情報リテラシー教育のカリキュラム統合モデルの検討

概要

現在、高等教育を対象とした情報リテラシー教育をカリキュラムの中に統合するためのモデルを理論的に検討している。大学図書館の機能の拡張に伴って、情報リテラシー教育は中核を取り組みになっており、カリキュラムへの統合は急務となっている。ところが高等教育のカリキュラムの捉え方については、その複雑さから統一見解がないと言っても良い。そして情報リテラシーについては、各種フレームワークなどでその到達目標ばかりが強調されるが、実際のリテラシー獲得の過程の複雑さも詳らかにしていく必要があると考える。現在の研究は、その両者の接点を探ることにある。  この研究室で取り組んだ修士論文では、探索的に人文社会系と学際的な領域の研究者へのインタビューを実施し、学界の特性、彼らの研究指導の状況などを明らかにすることで、領域・カリキュラムの根底にある実態を、情報リテラシー教育との関連で明らかにした。

宮田 玲 (MIYATA, Rei)

テーマ

機械翻訳を活用した多言語文書展開を支援する枠組みとシステム環境の研究

概要

翻訳は文法規則と語彙の組み合わせだけからなるわけではなく、では他に何が必要なのか、どんなことを考慮しなければいけないのか、と考えたとき、文脈やら状況やらを把握することが大事である、というのはよく言われたり書かれたりしますが、そういった文脈やら状況やらという言葉に飛びついてしまう前に、一歩踏みとどまって、文字テキストの延長線上にありながらも物体として社会の中で機能を持つような「文書」というユニットに着目して、そこで観察される言語表現の振れ幅を記述しながら、さらに今後観察されうる表現範囲を予測しながら、翻訳あるいは執筆という行為を捉えなおしてみたいという興味関心のもとで、実際にやっていることは、機械翻訳を活用して自治体ウェブサイトの文書を多言語に展開するためのシステム環境のデザインと実装です。詳しくは、こちらをご覧ください。

宮本 愛 (MIYAMOTO, Mana)

テーマ

女性の図書館利用と婦人閲覧室:戦前期日本における公共図書館を中心に

概要

戦前期の公共図書館では、男性が利用する「普通閲覧室」と「婦人閲覧室」が設けられ、男女で本を読む空間が区別されていました。このような環境下で当時図書館を利用する女性は限られていましたが、婦人閲覧室を利用する女性は確実に存在していました。しかし、戦前における女性の図書館利用の実態について研究されたものはほとんどなく、当時の女性がどのような目的で図書館を訪れ、実際にどういった資料を手にし、婦人閲覧室という狭い空間でいかなる時間を過ごしたのかということについては未だ明らかにされていません。そこで本研究では、戦前期(大正~昭和初期)の公共図書館における婦人閲覧室の構造と図書館を利用していた女性の実態を雑誌記事・新聞記事・統計資料から調査・分析することで、婦人閲覧室の設置によって女性の図書館利用にどのような影響をもたらしたかを明らかにしたいと考えています。