研究室案内

当研究室は東京大学大学院 教育学研究科 生涯学習基盤経営コース及び情報学環 文化・人間情報学コースに属する研究室です。

図書館情報学とは

図書館情報学とは,知識や情報をいかに集め,整理し,利用可能にするかという問いを,図書館や人といった社会的な視点から研究する学問で,図書館はもちろん,本というもののあり方から web 技術,知識の編成と表象の形態、専門語彙の構成、さらには翻訳論まで,幅広いテーマが共存する学際性があります。

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研究室の基本理念

当研究室では特に,人間の「知的」学習を促進する観点からの「技術」について,事前から事後への移行を「事前」に配慮して考えることを基本的な理念としています。

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当研究室での研究生活

院生は自身の研究テーマについて,その精緻化や研究プロセスについての指導を指導教員から受けつつ,遂行していきます。指導面談の設定は基本的には院生から行います。各自の進捗に合わせて適宜論文投稿や会議発表といった成果報告をすることが推奨されています。このときは教員・周囲の院生からサポートを受けることができます。基本的には院生が主体となり,自身の研究を自由に進めていくかたちになります。研究テーマは上記の研究室の基本理念に合致する限り自由です。指導教員のテーマに近いほうが専門的な指導が受けられますが,メンバーのテーマをご覧いただくとお分かりの通り,学際的で自由度が高いです。

ところで,学際性と自由度の高さは,ともすると,人類がこれまで培って引き継いできた「普遍的な真理の追究に必要となる思考の技術」を軽視し,実際にはおよそきちんとものを考えるという観点から不十分なものを何か価値があるかのように見せかける隠れ蓑として機能してしまう恐れがあります(軽々しく「フィールドに入る」というのも似た機能を担ってしまうことがありますね)。これを避けるために,当研究室では,最低限の共通基盤の構築と,専門的なネットワークの構築を意識しています。共通基盤の構築に関しては,(a) いわゆる「文系」の古典的教養と思考の修得度(岩波文庫の青と白を想像していただけるとわかりやすいと思います),(b) いわゆる「理系」の基本思考基盤の修得度(微積分と線形代数,形式論理の基礎・離散系数学の基本・確率統計等)について,そのうちどのくらい各自が身に付けているかを確認し,研究を進めるとともにこれら基礎的な力を高めることを各自が課題とします。専門的なネットワーク構築に関しては,院生のテーマに関連する専門領域の研究者に副指導を含めたアドバイスをお願いしたり,関連研究室や研究所での研修を積極的に奨励しています(これまでのインターン先はこちら)。

個人指導に加えて,月に2回程度,院生と所属教員の全員が集まる「総合ゼミ」が行われます。ここでは自身の研究テーマについての進捗報告や,会議発表の練習ができます。メンバーのテーマが多様なので,幅広い分野に関心があればとても楽しめると思います。関連して,大学院生は,他の研究室の大学院生とともに読書会や自主ゼミなどを積極的に行っています。

院生には個人用の机・本棚とPC(Mac端末)が貸与されます。研究室単位で協同遂行される研究があるわけではないので,理系研究室に見られるような”コアタイム制度”はなく,研究スタイルも自由です。

論文を書くこと・研究をすること

2016年4月に当研究室で行った,研究の基盤に関する勉強会の内容を公開しています。

論文の書き方と注意点
研究の手続きについて

その他の情報

おいしいお店:大学の近くにあるお店や,ちょっと遠くても研究室行きつけのお店をリストアップしています。