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在籍者は内部情報を記入しないように注意してください
1. 早いうちに準備を始めよう 2. テーマと関係なさそうなところまで読み込むことも大切 3. 業界選びは慎重に(発表場所とか、発表媒体とか) 4. フィードバックと批判的意見を受け入れよう - 投稿者からみれば、編集者と査読者は敵に見えるけど、編集者は中性的 - だから査読に対して感情的な反応は避けよう。編集者まで敵に回してしまう - 研究はみな面白いから、客観的に丁寧にそれを主張しよう - 査読者のコメントはもちろん鵜呑みする必要はないが、受け入れない理由は明示しよう - 修正後再査読は、査読者にとっても苦痛だから、査読者に救われたと思ってください - だから時間を掛けて丁寧に修正しよう - といっても半年内は常識(論文誌によるが) 5. トップレベルから出すという意識をもってください 6. 有効なキーワードは評価の入り口だからとても大切 - 無効なキーワードを並べることは、つまり業界についてよくわかっていないこと 7. 投稿規定に従って書式に気をつけよう - これについて、図書館系の人はプライドをかけている - フォーマットの不出来と内容の不出来との相関が高いらしい 8. 用語に関して - 実験系は実験を言葉で記述するので、報告の側面が大;文科系はストーリー性(ロジック)重視 - 断言を避けよう;曖昧なレトリックを避けよう - 練習としては母語以外の言語で書こう 9. 概念のカテゴリー操作が重要 10. 一歩下がって、自分の研究を正当化しよう 11. 下書きを終えよう - 読み直そう - 躊躇なく削ろう - タグをつけてとにかく前に進もう
おすすめは1, 2, 4番。4の辞書はぜひ自前の一冊を買っておいてください。
レビューの仕方については看護学の分野でよく指南書が出版されているようです。基本的なところを押さえておくんであれば、1と3を読むことをお勧めします。
1は、質問紙調査の方法についてではなく、その一歩手前の社会調査全般について押さえておくべきことが概略されています。広く社会調査に該当する調査を行うのであればすぐ読めるので読んでおくと良いと思います。
2は、タイトルにあるように、質問紙をどのように構成するかということについて、質問紙の形式のレベルから、実際に質問紙に書かれる教示や選択肢の表現のレベルまで解説されています。
3は、少し古い本ですが、調査の設計・実施と調査結果の分析について、それぞれ初歩より少し上のレベルの内容について細かく触れらられているので紹介対象としました。
4は、心理学における質問紙調査法の手順を解説したものです。心理学の領域での質問紙調査の方法を解説した図書の一例として挙げました。質問紙調査を設計する上では、有益なことも複数あるかと思います(例えば、信頼性や妥当性といった概念)。