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在籍者は内部情報を記入しないように注意してください
広げる段階に相当するプロセスの習慣化
最終的には以上を 1 path で出来るとよいが、それまでは各層ごとに読み直す。 自分がわかる範囲にしかわからないことを避けよう。
※ディレクトリ階層以外はgit
で代用できる
「何を探せばいい?」という場合
研究室などのチームで共有される情報は、その有効期間に着目して2つに大別できる。
それぞれに適したツールの活用が望ましい。
(研究の)データをオープンに公開して、研究者みんなで使えるようにしよう運動 = オープンデータ
ある地点の温度測位データ◯年分、何かの生き物のゲノム情報、テキストコーパス、匿名患者のfMRIデータ、無数の笑顔写真のパック…などさまざま。
サービスの例:
コード、あるいはより一般的にテキストファイルは、昨今git
でバージョン管理するのがデファクトになった。
git
は個人で使う範囲では、例えるならリッチな「名前をつけて保存」。
あるフォルダ(ディレクトリ)について、今のファイルとサブフォルダの状態(バージョン)をまるごと保存し、それにメモをつけることができる(コミット)。
これを積み重ねると、あるファイルにいつどんな変更を自分がしてきたかわかるようになる(ログ、ヒストリー)。
また、同じフォルダで並行して複数の別バージョンを管理することもできる(ブランチ)ので、論文執筆の文脈で例えると、先行研究のまとめ方の方針が2つあって迷っているときに、2つの似たようなファイルやフォルダを作るのではなく、まとめ方Aの状態とまとめ方Bの状態を1つのフォルダのなかに維持し、適宜その状態を切り替えながら並行して執筆してみるというようなことができる。
日本語のわかりやすいガイドで有名なものは サルでもわかるGit入門。 その他、検索するといろいろ出てくるので、いろいろ読むと良い(なかなか1回ではわからない)。
gitで管理されたフォルダはgithubでホスティングするのもデファクトになった。 ただしgithubにアップロードするとすべてパブリック(公開)となることに注意。 学生であれば申請によりgithubでもプライベートリポジトリを持つことが無料で可能になる。 代替サービスのBitBucketならもともとプライベートリポジトリが無料なので、そちらを使うのも手である。
また、あらゆるデータは必ず物理的に異なる場所に、最低でも3箇所バックアップを取ることを推奨する。 たとえばローカル、USBメモリ(外付けHDD)、クラウドストレージ(Dropboxなど)に保存すると、どこかで何かあったときに復元できる可能性が高まる。
学校への調査依頼(フィールドワーク・アンケートなど)
図書館への調査依頼(貴重資料閲覧など)