目次

研究の手続きについて

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本・論文の捉え方

図書と知識の階層(辞書・百科事典等)

「広げる」段階と「絞り込む」段階

広げる段階に相当するプロセスの習慣化

本・論文の読み方

5層の読み

  1. 文字通り論理展開を追う(論理式に落とすつもりで)
    • 新情報・旧情報の識別に注意
    • 外延集合を常に想像すること(疑似外延集合でもよい。その場合,1レベル下のカテゴリを数える。)
  2. 重要情報(キーワード)を書き出す
    • キーワード間の論述構造(論理関係)と概念構造(論述関係)を捉える
      • キーワードを定義で置き換えることによって見える
  3. 論述のまとまり(段落を目安)は「何について」という指示的要約を与える(各段落の役割・機能)
  4. 「何について何を言ったか」という報知的要約(各段落の内容の要約)
  5. より大きなまとまりを俯瞰的要約(目次の再構成)
    • 可能な構造もいじってみる

最終的には以上を 1 path で出来るとよいが、それまでは各層ごとに読み直す。 自分がわかる範囲にしかわからないことを避けよう。

研究の管理とメモ一般

電子的なもの

※ディレクトリ階層以外はgitで代用できる

紙媒体のもの

ゼミの準備・質疑・フォロー

文献の調べ方

「何を探せばいい?」という場合

文献の管理

研究室での情報共有

研究室などのチームで共有される情報は、その有効期間に着目して2つに大別できる。

それぞれに適したツールの活用が望ましい。

フロー情報の共有ツール

ストック情報

データやプログラムの共有

オープンデータリポジトリ

(研究の)データをオープンに公開して、研究者みんなで使えるようにしよう運動
 = オープンデータ

ある地点の温度測位データ◯年分、何かの生き物のゲノム情報、テキストコーパス、匿名患者のfMRIデータ、無数の笑顔写真のパック…などさまざま。

サービスの例:

ソースコードリポジトリ

データとコードの管理

コード、あるいはより一般的にテキストファイルは、昨今gitでバージョン管理するのがデファクトになった。 gitは個人で使う範囲では、例えるならリッチな「名前をつけて保存」。 あるフォルダ(ディレクトリ)について、今のファイルとサブフォルダの状態(バージョン)をまるごと保存し、それにメモをつけることができる(コミット)。 これを積み重ねると、あるファイルにいつどんな変更を自分がしてきたかわかるようになる(ログ、ヒストリー)。 また、同じフォルダで並行して複数の別バージョンを管理することもできる(ブランチ)ので、論文執筆の文脈で例えると、先行研究のまとめ方の方針が2つあって迷っているときに、2つの似たようなファイルやフォルダを作るのではなく、まとめ方Aの状態とまとめ方Bの状態を1つのフォルダのなかに維持し、適宜その状態を切り替えながら並行して執筆してみるというようなことができる。

日本語のわかりやすいガイドで有名なものは サルでもわかるGit入門。 その他、検索するといろいろ出てくるので、いろいろ読むと良い(なかなか1回ではわからない)。

gitで管理されたフォルダはgithubでホスティングするのもデファクトになった。 ただしgithubにアップロードするとすべてパブリック(公開)となることに注意。 学生であれば申請によりgithubでもプライベートリポジトリを持つことが無料で可能になる。 代替サービスのBitBucketならもともとプライベートリポジトリが無料なので、そちらを使うのも手である。

また、あらゆるデータは必ず物理的に異なる場所に、最低でも3箇所バックアップを取ることを推奨する。 たとえばローカル、USBメモリ(外付けHDD)、クラウドストレージ(Dropboxなど)に保存すると、どこかで何かあったときに復元できる可能性が高まる。

調査協力依頼や調査対象への連絡

学校への調査依頼(フィールドワーク・アンケートなど)

図書館への調査依頼(貴重資料閲覧など)